プロアクティブをおすすめしない理由
聞いたことがない人がいないくらいニキビ用化粧品として有名なプロアクティブですが、効能を知らずに使用し続けていると痛い目に合う可能性が…
今回はプロアクティブについて詳しくまとめてみました。
絶対におすすめしない理由
①殺菌作用
プロアクティブの基本はサリチル酸などの殺菌成分による「殺菌」です。
この殺菌により何故ニキビが消えるのか…
ニキビは皮膚常在菌が過剰に繁殖してしまったことで起きる皮膚のトラブルなので殺菌というのはその過剰に繁殖した分の常在菌を殺してしまえ!というわけです。
皮膚常在菌は人の肌に無くてはならない存在なのでその常在菌を毎日のように殺し続けたらどうなるでしょう。
プロアクティブのような殺菌化粧品を使い続けると常在菌以外の雑菌が繁殖しやすい状態に、肌がなります。
結果、肌の正常なバランスが保たれずちょっとしたことで肌が荒れるように…
プロアクティブの怖いところはプロアクティブから普通のスキンケアに変えた時です。
普通の洗顔などには殺菌作用が無いので雑菌の繁殖を抑えきれずに一気に肌荒れしてしまいます。
この効能を知らない人からしたら
「普通の洗顔じゃ物足りない…」
「やっぱりプロアクティブじゃないと…」
と思い込んでしまい使い続ける。
負の連鎖です。
これがプロアクティブだけじゃなく
殺菌スキンケアの怖さです…。
②値段
主成分として謳っているのは
・サリチル酸
・グリコール酸
・レチノール
・ヒアルロン酸
の4つです。
サリチル酸やグリコール酸は皮膚科でピーリング剤として余計な角質を薬品の遊離作用を用いてはがす効果があります。
レチノールはビタミンAの効力を使いターンオーバーを早める働きがあります。
ヒアルロン酸は保湿力が高い成分としてとても有名です。
しかし配合量を考えると全て1%も入っていません。サリチル酸に関しては0.1%以下です。
レチノールなんてただのビタミンAです。ほぼタダです。
殺菌成分以外の成分構成はびっくりするほど安上がりです。本当にびっくりします(笑)
サリチル酸やグリコール酸をクリニックでピーリング剤として使用する濃度をはるかに下回っています。
クリニックより劣るものをわざわざこの値段で買う理由は?と考えてみてください。
殺菌成分配合のプロアクティブを使い続けなければ良いか、というとそうでもないです。
一時的にニキビが治ろうとこの製品は絶対におすすめしません。
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